Amazonの「インターネットリダイレクト」表示で確認すべきこと

Amazonの「インターネットリダイレクト」表示で確認すべきこと

先日、Amazonでサインインしようとしたとき。
「インターネットリダイレクト」の画面が表示された。

(´・ω・`) え・・・??

この画面、中にはこう書いてある。

「現在サイトと取り交わした情報はすべて、接続しようとしている新しいサイトへ再送信される可能性があります。続行しますか?」

こんなことを言われたら、「え? 大丈夫なの・・・???」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。

自分はこの画面については、ある程度、知っていたのですが。
でもAmazonでは初めて見たので違和感がありました。

そんなわけで、この画面について改めて調べるなどして、今回まとめてみました。

Amazonの「インターネットリダイレクト」の画面が表示されたら確認すべきことです。

「インターネットリダイレクト」とは?

まず、前提として「インターネットリダイレクト」の画面。
これは一体どういうものなのか。

と言いましても、画面の中に書いてあるとおりですね。
先ほどの文言で、下記の太字の部分。

現在サイトと取り交わした情報はすべて、接続しようとしている新しいサイトへ再送信される可能性があります。

つまり、今見ているサイトから、別のサイトへ移行する際に表示されるものです。

(´・ω・`) この画面自体はそこまで珍しいものではない

出てくる疑問

でも。
そうなると今回の場合、おかしな話になる。
だって、そうですよね。

Amazonでサインインする際に、別サイトへ移動する必要性がない。

(´・ω・`) なぜ・・・???

インターネットリダイレクトの危険性

実は「インターネットリダイレクト」というのは、危ない場合があります。

移動先が、詐欺のサイトになっていることがあるんです。

今回のAmazonで言えば、犯人はAmazonそっくりに似せた詐欺サイトを作っておいて、そこに誘導させる。
そこでIDとパスワードを入力させて、それらを盗み取る。

その後、犯人は盗み取ったIDとパスワードを使って、不正に買い物などをします。
(このような詐欺を「フィッシング詐欺」と言います)

(´・ω・`) 単純な手口ですが、かなりの被害が出ています

詐欺サイトかどうかを確認する方法

では、インターネットリダイレクトで移動した後のサイト。

それが詐欺サイト(偽サイト)かどうかを確認するにはどうすればよいか?

URLが、Amazonの正しいURLになっているか確認しましょう。

AmazonのURLの確認

上記は正しいURLです。

これが、例えば、「Amazan.com」とか「Amazon.co」とか。

パット見は似ているんだけど、微妙に違う。
それだとまずいわけです。

(´・ω・`) ふと、昔に見たシューズの偽物を思い出しました。アディドスとかコンベースとか・・・

URLが違っているのであれば、詐欺サイトの確率が非常に高まります。
わざわざ似せているんで、何かしらの意図があると推測できますね。

この手の詐欺でよくあるパターン

余談になりますが、この手の詐欺サイトで、よくありがちなのがメールで送りつけてくるパターンです。

件名は「IDとパスワードが変更されました」とか、「緊急のセキュリティの確認」とか。
メール受信者が「え? うそ!? やばい!」と思うような。
あわてて対応させるように仕向けるものです。

そして、そのメールの本文に、詐欺サイトに誘導させるリンクが貼られています。
そういった手口にも気を付けたいですね。

(´・ω・`) 以前、ちょっとだけ、だまされたときの話です↓

「AppleIDのパスワードがリセットされました」のメールが届いた時の対処方法
やらかしちゃいました。 まさか、こんなことが・・・。 今日、3日ぶりにメールの受信トレイを開いたんです。 そしたら。 下記の2つのメールが、1日ずつで届いていました。 3/20「アカウント情報変更のご案内」 3/21「ご利用のApp...

今回はどうだったか

自分の場合、「インターネットリダイレクト」した後のURLは正しいURLでした。

ですので危険性に関しては一応、問題ないということになります。

しかし、どうにも心配性なものですから。
念のため、別のパソコンで試したところ、リダイレクトの画面は表示されず

(´・ω・`) え?じゃあ、やっぱりさっきのパソコンがおかしかったのかな?

とは言っても結局、理由はわからないまま、その日は終了。

次の日、再度、インターネットリダイレクトの画面が表示されたパソコンで、Amazonへのサインインを試してみたら。

インターネットリダイレクトの画面は、表示されませんでした

つまり、何もしなくても自然に表示されなくなった、ということです。

(´・ω・`) ?何が何やら・・・???

まとめ

Amazonでインターネットリダイレクトの画面が表示された場合の対応策をまとめると。

まず、先述した「URLの確認」を行う。

それと、もう1つはウイルス対策ソフトを入れておくことです。
ウイルス感染によって、インターネットリダイレクトさせられる可能性もありますので。

(´・ω・`) ウイルスが勝手に詐欺サイトに誘導するわけですね

その2つをやっておけば、まず大丈夫かと思います。

ウイルス対策ソフトを入れてない人が多い

ただ、ウイルス対策ソフトは結構、入れてない人が多いんですよね。

パソコンやスマホで重要なデータを扱っているのであれば、絶対に入れておいたほうが良いですよ。
重要なデータというのは買い物するとか、そういう日常的なものも含んでいます。

(´・ω・`) 想像してみてください。Amazonや楽天のIDとパスが漏れたときのことを・・・。本気で焦るし泣ける。

ソフトというのはいろいろありますが、自分はノートンセキュリティを愛用しています。

自分は複数台のパソコンを持っていまして、趣味も高じて、常時、2社以上のソフトを試しています。
その中で一番安定しているのはノートンですね。

パソコンのソフトって買い慣れていないと「数千円って高いなぁ」と思われがちなんですが。
でも、それで失うものを考えたら、とんでもなく安いものだと思います。

もし、入れてないのでしたら、入れておくことを強くオススメします。
ソフトの有無で安全度は全然違いますからね。