動画編集ソフト「EaseUS Video Editor」を使ってみた【レビュー】

動画編集ソフト「EaseUS Video Editor」を使ってみた【レビュー】

私、仕事で動画編集が必要になりまして。

と言っても、本格的なものではありません。
セミナー動画といえばいいでしょうか。

「1点撮影のカメラで撮り続けた動画から、不要なシーンだけ削除していく」というものです。
あとは、文字(テロップ)を時々入れるぐらいかなと。
そうした簡易的な動画編集ができるソフトを探していました。

(´・ω・`) まあユーチューバーの動画に似た感じですかね?

それで今回はEaseUS Video Editorというソフトを試してみました。

EaseUS Video Editorのロゴ画像

実は、このソフトの会社「EaseUS」(イーザス)さんから「レビューを書いてくれませんか?」というメールをいただきまして。
このソフトは、ひと月前(2020年4月)ぐらいに販売開始されたそうです。

私、このソフトの存在を知りませんでした。
だからソフトを試すのにちょうど良かったなと。

(`・ω・´)b グッドタイミング!

というわけで、本記事では動画編集ソフト「EaseUS Video Editor」のレビューを紹介します。

ちなみに、自分がこれまで試してきた動画編集ソフトは、
「Premiere Pro」「Premiere elements」「Aviutl」です。

(`・ω・´)b それらのソフトを知ったうえでのレビューです!

結論を言うと

結論を先に知りたい人もいると思うので。
そこで、結論から言いますね。

この「EaseUS Video Editor」。
立ち位置がはっきりしているソフトだなと思いました。
数ある動画編集ソフトのなかで、選択肢の1つになるんじゃないかと。

ソフトの印象としては、次のような感じ。

  • シンプル(画面が複雑ではない)
  • 操作が簡単
  • エフェクトが数多く揃っている
  • 少しの労力で見栄えのよい動画が作れるように設計されている

上記の印象を見て、「お、自分に合いそうだな」と思ったらば。
この後も読み進めてみて下さい。

(`・ω・´)b では、ソフトの内容を紹介していきます!

「EaseUS Video Editor」を入手する手順

まず、「EaseUS Video Editor」を入手する手順を紹介します。

それで、このソフト。
めちゃくちゃ軽いんですよね。
ダウンロードもすぐ終わります。

(`・ω・´)b 動作が軽いのはマジありがたい!

ですので、実際に試してもらうといいんじゃないかと思いますね。

では、手順にいきます。

インストールまでの手順

1.まず、商品紹介のページに移動します。

「EaseUS Video Editor」の商品紹介ページ

 

2.[無料体験]をクリックします。

 

3.[ファイルを保存]をクリックします。

 

4.保存したファイル(下図)をダブルクリックで実行して、ソフトをインストールしてください。

easeus-video-editorの実行ファイル

 

(´・ω・`) この後のインストール画面は省略しますね。[次へ]や[はい]などで進めていけば大丈夫ですので。

操作を説明

まず、EaseUS Video Editorの操作ですが、簡単と言い切っていいですね。
パソコンが苦手な人でも、とっつきやすいと思います。

画面を見れば、やりたい操作は「ここかな?」と大体やれてしまうんじゃないかと。

(`・ω・´)b スマホのアプリみたいな感じかな!

そんなわけで、本記事では細かい操作手順は説明しません。

その代わり、画面構成について大まかに説明していきますね。
それさえつかめば、大体やれるようになると思いますので。

画面構成

下図はソフトを開いた画面です。
(なお、下図は動画素材を登録した後の状態になっています)

EaseUS Video Editorの各項目について

上図の赤枠の箇所で、編集したい内容を切り替えます。

例えば、赤枠内の1番上の「素材」という項目は、編集したい動画を登録します。
(上図では、自分で用意した動画素材を3つ登録してあります)
続いて、2番目にある「テキスト」の項目は、動画内に文字を入れるときに使う、と言った具合です。

各項目で設定したい内容は、下図の緑色の枠内にドラッグすれば、動画に適用できます。

動画を追加している画面

上図のミドリの矢印は、ジョギングしている動画をタイムラインに追加した状態です。

(´・ω・`) 大まかに言えば、この流れを繰り返して、編集していきます。

編集例

下図は、編集例です。
画面の右上に注目してください。(ミドリ色の矢印で指し示している箇所です)

EaseUS Video Editorの編集例

動画に「可愛らしい水色のフレーム」と、文字で「朝のジョギング風景」と挿入してみました。

それぞれは、上図の左上にある赤枠の箇所で挿入しています。
(文字は「テキスト」、フレームは「オーバレイ」で挿入します)

こんな感じで動画を編集できます。

(`・ω・´)b 色々いじりたくなる良さがありますね。オモチャとして面白いソフトというか。

長所を紹介

「EaseUS Video Editor」の「いいね!」という点を改めてまとめておきます。
(イマイチな点については、この後で紹介します)

とにかく簡単

途中にも書きましたが、とにかく簡単です。
「フィルター」や「画面切り替え効果」などのエフェクトを、ドラッグアンドドロップで動画に適用できる。

あと出力時の画面も非常にシンプル
下図がそれです。

EaseUS Video Editorの出力時の画面

(´・ω・`) めちゃくちゃシンプルでしょ?

私は以前、AdobeのPremiereProを長く使っていた時期がありました。
このPremiereProの出力時の設定画面ですが、初心者だと本当に意味不明だと思いますね。

(´・ω・`)まあPremiere Proは業者も使ってるソフトですからね…

なお、上図の中にある[動画プラットフォーム]をクリックすれば、動画サイトやSNSにも、動画を直接アップできます。
アップ先は、Youtube、Vimeo、Facebook、Tiktokなどがあります。

時間対効果が良い

もう1つの良い点。
少しの労力で、動画の見栄えがグッと良くなる
この点は、相当に意識してソフトが作られてるんじゃないかと思いますね。

さきほどは紹介しませんでしたが「ハイライト」(明るさ)と「彩度」が、素早く設定できるのも便利です。

EaseUS Video Editorは、タイムライン上の動画をダブルクリックすると、その動画の「明るさ」や「彩度」を変更できる設定画面が表示されます。(下図の赤枠の箇所)

easeus-video-editorの明るさや彩度を変更する画面

この画面が、めちゃくちゃ便利ですね。

たいていの撮影素材というのは、撮影時は暗くなりがちです。
だから編集ソフト内で毎回、明るくすることが多い。
それと、彩度も、強くすると見栄えが良くなりやすいので、よく編集するんです。

EaseUS Video Editorは、それらがすぐに編集できるようになっている。

(`・ω・´)b これはとてもいい! ベリーグッド!!

良くない点は?

ちょっとイマイチかな?と思う点も紹介しておきます。

(´・ω・`) ここを改善してくれたらカンペキ…かも?

ショートカットキーが変更できない

こうした編集ソフトというのは、同じ操作をこまめに繰り返すことが多い。
そのため、ショートカットキーが重要になります。

ところが、このソフトはキーの割り当ては固定。
別のキーに変更できません。

できれば、自分がよく使う操作を、左手の指が届きやすいキーに自由に振り分けたいんですよね。
人によって、よく使う操作は異なりますから。

例えば、Adobe製品なら細かくキーを変更できるんですが…。

(´・ω・`) これはできれば叶えてほしい…

それと少し関連しますが、EaseUS Video Editorは、大抵のソフトにある、「詳細設定」(または[オプション])の画面がないですね。
つまり、細かく設定を変えられない仕様になっている。

あくまで「シンプルなソフトを作る」という方向性なんでしょうね。

(´・ω・`) これはトレードオフですかね。複雑にすると操作は難しくなるでしょうから。一長一短。

文字の書式が物足りない

もう1つの惜しい点。

動画に文字を重ねる場合。
文字のフチを太くしたいんですよね。
そうでないと、文字が目立ちづらくなるから。

文字のフチを太く、というのは、例えば、こんな感じです。↓
(下図は、本サイトの別記事のトップ画像から抜粋しています)

上図のようにフチを太くすれば、後ろの背景がうるさくても、文字が目立ってくれるんです。

で、「EaseUS Video Editor」は、文字の編集機能がちょっと物足りない。
フチの太さを変更できないんです。

下図が、フチの最大の太さになります。

EaseUS Video Editorの文字のフチ

まあ文字を読めなくはないんですけどね。

ただ、文字のフチの太さは変更できると、デザインの自由度が高くなるんです。
あと、見栄えも良くなりやすい。

(´・ω・`) これもできれば機能追加プリーズ・・・

ソフトを実際に使用する場合

試用版で動画を出力するとわかるのですが、試用版だと動画の左上にロゴが入ります。

上図を見てのとおり、このロゴがかなり大きい。
ですから、試用版のままでは事実上、使えません
ソフトを気に入ったら有料版を買うことになります。

料金ですが、3つのプランが用意されています。

  • 1ヵ月ライセンス…3,590円
  • 1年間ライセンス…5,990円
  • 永久無料アップグレード…9,590円

さて、この3つのプラン。
選ぶとしたら「永久無料アップグレード」一択でしょうね。

(´・ω・`) なぜなら圧倒的に割安

私、値付けに関する仕事もやっているのですが。
この3つのプランは「永久無料アップグレード」を買ってほしい、という値段の付け方ですね。

(´・ω・`)まあ「永久無料」は買い切りになるんで。スッキリしますね。

「1ヵ月ライセンス」について

比較情報として、もう1つ。

「EaseUS Video Editor」の「1ヵ月ライセンス」は、相当に強気な値段設定だなと思います。
なぜかというと、業界のプロも使う高機能なAdobe製品のPremiere Proが1ヵ月3,480円だからです。

(´・ω・`) Premiere Proよりも110円高い…

ただし、それは「1ヵ月ライセンス」の話ですのでご注意を。

「Premiere Pro」には買い切りプランはありません。
だから、毎月3,480円をずっと支払い続けることになる。

あと、Premiere Proは初心者向きではないですからね。

(´・ω・`) 特にパソコンが苦手な人には絶対にオススメしないっす

「EaseUS Video Editor」を買うのであれば、やはり「永久無料アップグレード」で買い切ったほうがお得感がありますね。

まとめ

というわけで、今回は動画編集ソフト「EaseUS Video Editor」について解説しました。

私、以前に、パソコンソフトに関連する仕事をやっていた時期がありました。
こういうソフトって、好きな人がいるんですよね。
特に女性にはウケが良い感じ。

体験版で機能を十分に試せるので、まずは色々いじってみてはいかがでしょうか?

(`・ω・´)b 以上、レビューでした!ご参考になれば!