先日、詐欺のメールが届きました。
そのメールはAppleをよそおって、「あなたのアカウントのパスワードがリセットされました」などと、こちらを脅してきました。
（´・ω・｀）ちょっとダマされかかったのは内緒です
さて。
こうした迷惑メール全般に埋め込まれたリンク。
そのリンク先のサイトに、ウイルスが仕込まれていないかどうか。
実は、それを簡単に確認する「Securl」（セキュアール）というサイトがあります。
子供とワンちゃんの可愛らしいイラストですが、やってくれることは非常に強力です。
しかも日本のサービスだから、検査結果ももちろん日本語表示。
だから、わかりやすい。
今回は、このSecurlを使って、簡単にリンク先がウイルス感染していないかを調べる方法を紹介します。
「Securl」は何をしてくれるのか
Securlは、こちらの身代わりとなって、リンク先をたどってくれます。
さらに、その際、Securlが用意した画面（仮想ブラウザ）の中に、リンク先の画面（スクリーンショット）を表示してくれます。
下図は、ヤフージャパンを調査した場合のサンプルです。
何がすごいって、この画面内で、さらにリンク先をたどることもできるんです。
Securlがずっと身代わりとなって、リンク先を調べてくれます。
（´・ω・｀） ワンちゃん、すげぇ･･･
ウイルス情報も検知
上述の仮想の画面の下に、ウイルス情報などの結果も表示されます。
下図も、ヤフージャパンを使ったサンプルです。
赤矢印の箇所にウイルス情報の結果が表示されています。
「Securl」の使い方
それでは、Securlの使い方を紹介します。
１．Securl （セキュアール）のページに移動します。
２．表示された欄内に、調べたいリンク先のURLを入力した後、［チェック］をクリックします。
※下図は例として、このサイトのURLを入力しています。
３．チェックをクリックすると、画面がスッと下にスクロールして、先述しました仮想の画面が表示されます。
その後、処理が終わると、リンク先の画面が表示されます。（下図は表示された状態です）
さらに、そのすぐ下には、サイトの調査結果が表示されます。
リンク先がジャンプする場合
迷惑サイトによっては、リンク先にアクセスした直後、自動的に別ページへどジャンプさせることがあります。
その場合、別ページにきちんと移動しきってからでないと、画面を取得することができません。
そうしたケースのために、「Securl」には画面の取得を遅らせる機能があります。
遅らせるには、仮想の画面の上部（下図の赤枠）で行えます。
「〇」秒待つという箇所です。
利用する際の注意点
注意点と言っていいのかわかりませんが。
Securlの検査というのが、どのようなものなのかが、よくわかりません。
つまり、検査結果がどれほど信用できるものなのか。
掴みづらい感じはあります。
ですが、すでに運用も長いようで、名だたるメディアで紹介されているようです。
ライフハッカーや、窓の杜、Cnet ジャパンなどです。
※上図のメディア一覧は、Securlのページを一番下までスクロールすると確認できます。
こうして多くのメディアに紹介されているという点は、信頼性はある、という判断材料になるかなと思います。
ウイルス対策ソフトも入れておく
当然のことですが、パソコンにはウイルスソフトを必ず入れておいてください。
「Securl」はあくまで補助的な参考情報の１つです。
それとは別にウイルス対策ソフトは必須です。
買い慣れていないと、ウイルス対策ソフトに数千円払うのがもったいない感じがあると思います。
ですが、１～２回買えば、当たり前のようになりますし、絶対に必要なものです。
ソフトはいろいろありますが、おススメは市場シェアの高いノートンです。
動作も軽く、使いやすい。そして検出の信頼性も高い。
自分もおそらくは１０年以上、すでに愛用しています。
まとめ
今回は、簡単にリンク先がウイルス感染していないかを調べる方法を紹介しました。
非常に便利なSecurl 。
無料で使えるんだからすごいですね。
先ほど、信頼性がどうのと言いましたが、身代わりとなって画面表示してくれるだけでも相当に助かります。
リンク先の画面を表示できれば、それだけでも、悪質なサイトかどうかをかなり判断できるのではないでしょうか。
Securl は、とても便利なサイトだと思います。
(｀・ω・´)ｂ セキュアール犬、最高です！