突然ですが。
自分はどちらかというと、いろんなことに自信が無い。
不安を埋めるべく、本を読んだりして。
で、これまでそれとなく、こなしてきたつもりです。
(´・ω・`) がんばらないとね
で、そんな自分が人にモノを教わった時、されて嫌だったことがある。
それをされると、余計に自信を無くしかねない。
そんな教え方。
だから、逆に自分が教える側に立った場合は、それを避けるようにしています。
というわけで、ここでは自分の体験を元に、自信のない人にモノを教える際に気を付けると良い「5つ」のポイントを紹介します。
きっと、どれも「なるほどな」と思っていただけるはずです。
ぜひあなたの目の前にいる、自信のない人を救ってあげてください。
(`・ω・´)b お願いしまっす!
一緒にやる意識
まず1つ目は、一緒にやる意識を持つです。
これはどういうことか。
例えば、次の2つのセリフ。
1)「じゃあ、これ読んでやっといてね。」
2)「じゃあ、これ読んでやっといてね。一緒に頑張ろうな」
どちらも結局、1人でやるには違いないのですが。
でも、後者のほうが安心感があります。
つまり、ひとりじゃないよと。
一緒にやるから安心していいよという。
そういう「意識」です。
(´・ω・`) 一人で任されると心細くなるんですよね
くれぐれも、これは言葉のテクニックというわけではないです。
普段から「一緒にやっているよ」という意識。
その意識を感じられると、心理的に助かるということです。
最初から問題を出さない
2つ目の要素。最初から問題を出さない。
どういうことか。
これはもう例示したほうがわかりやすいですね。
例えば、こんな感じ。
「よし、じゃあ教えるよ。この問題の答えは?まずは自分で考えてみて。」
いや、わからないんですから。
考えてみて、と言われても。
自信が無い人の場合、これをされると途端に追い詰められてしまう。
なお、この教え方は出来る人ほどやりがちです。
でも、これは階段を3~4段ぐらい飛ばして教えてるような。
教わるほうには負担が大きいです。
(´・ω・`) 最初は少しずつ手ほどきを・・・
笑わない
3つ目の要素は笑わないこと。
これも具体例を。
「あー、そこからわかんないか(笑)
なるほどね。よし、じゃあそこからいくよ?」
悪気はないのはわかります。
むしろ、リラックスさせようとしているのかもしれない。
しかし、自信のない人というのは、笑われると自分が笑われているように思える。
そして、自分がますますできない人間に思えてくる。
自信がない人ってのは、役に立とうと必死。
必死に教わろうとしている。
ですので、教える側も真剣にやったほうがリスクが少ないです。
(´・ω・`) とっても繊細なんです・・・
自分もそう
4つ目は「自分もそうだった」と話してくれること。
ありますよね、この心理。
単純ですが、これはかなり救われる。
例えば、こんな感じ。
「ミスなんて気にしなくていいよ。最初は僕もそうだったから」
自分だけじゃないんだ、と安心できる。
さらに相手の気遣いも感じる。それがうれしい。
相手との距離感も近くなるメリットもある。
このポイントは、シンプルでありながら効果絶大。
(´・ω・`) どうか言ってあげてくださいね。僕もそうでしたから。
学び方やコツを教える
最後の要素。
学び方やコツを教えること。
自信が無い人ってのは、本人なりに頑張ろうとしています。
ところが、努力の方法すらわからない場合。
改善できないし、不安も解消されない。
教えるというのは例えば、こんな感じ。
「なら、この本を読むといいよ。僕はこれで出来るようになったから」
「この荷物を持つときは、ヒザの上に乗せる感じにすると楽だよ」
などなど。
これは、知識やコツを教えているだけじゃない。
「心のよりどころ」を与えている。
自信が無いというのは、改善の方法がわかっていないともいえる。
だから、道筋を作ってあげる。
(´・ω・`) 努力の方法がわかれば迷わなくなります。
あとがき
5つのポイントを紹介してきました。
教えるという行為は、とても奥が深い。
「教える技術」的な本も、世の中には山ほど出版されています。
自分も興味を持ちまして、いろいろ読みました。
上の2つも参考になりましたが。
でも断然、おススメなのはこの本ですね。
Amazonで100件以上のレビューがついて星が4以上。
この本は、とんでもなく参考になりました。
内容は「教える」というより、相手をどう「育てる」か。
それをわかりやすく説明しています。
ストーリー仕立てで読みやすさも抜群です。
教えることに興味を持っている方は、ぜひ読んでみてください。
(`・ω・´)b 自信のない人をどんどん救ってあげてください!