よく使う文章や単語。
それらを短い読みで、すばやく入力できるようにするのが「単語登録」機能です。
例えば、下記の長ーい文章。
「いつもお世話になっております。総務部の○○です。」
この長い文章を、仮に「いつ」という2文字の読みで単語登録しておきます。
※「いつ」というのは、文章の最初の2文字を取っています。
すると次回からは、「いつ」と入力して変換すれば、登録した文章が呼び出せます。
(`・ω・´)b 劇的に作業が効率化できる便利な機能です!
本記事では、「Google日本語入力」と「IME」の単語登録の手順を紹介します。
いくつか種類がある
それでは単語登録の手順です。
日本語入力システムは種類がいくつかあって、それぞれで手順が少し異なっています。
本記事では、Windowsの標準である「IME」と「Google日本語入力」。
その2つの単語登録の手順を、順に紹介していきます。
ちなみに、それら両方の使い勝手については、下記の記事で比較しています。

IMEで単語登録する場合
1.登録したい単語を一旦、入力します。
下図は例として「クリックします。」と入力しています。
2.それをドラッグして選択します。
3.IMEの[あ]を右クリックした後、[単語の登録]をクリックします。
[あ]を右クリックする代わりに、[Shift]キーを押しながら[変換]キーを押しても、メニューを表示できます。
よく単語登録する人は、覚えておくと便利です。
4.単語登録の画面が表示されたら、[よみ]の欄に、変換する際の文字を入力します。
※下図は「くり」(最初の2文字)と入力しています。
その後、[登録]をクリックすれば、登録完了です。
登録した単語を修正する場合
あとで、「別の読みのほうが良かったかも」と、登録を修正したくなるときがあります。
登録内容を修正したい場合は、[ユーザー辞書ツール]という画面になります。
開くと、登録した単語が一覧表示されますので、そこで修正できます。
Google日本語入力で単語登録する場合
1.登録したい単語を一旦、入力します。
下図は例として「クリックします。」と入力しています。
2.それをドラッグして選択します。
3.Google日本語入力の[あ]を右クリックした後、[単語登録]をクリックします。
4.単語登録の画面が出てきたら、[よみ]の欄に、変換する際の文字を入力します。
※下図は「くり」(最初の2文字)と入力しています。
その後、[登録]をクリックすれば、登録完了です。
登録した単語を修正する場合
登録した単語を修正したい場合は[辞書ツール]という画面になります。
開くと、登録した単語が一覧表示されますので修正します。
まとめ
本記事では、「Google日本語入力」と「IME」の単語登録の手順を紹介しました。
登録は、あまり厳密に考えずに、思いついたのをポチポチと登録していけばよいと思います。
というのも、かっきりルールを決めて登録しておいても、しばらく使わない時期があると、その単語を登録したこと自体を忘れてしまっているときがあるんです。
(´・ω・`)あとで登録一覧を見たときに「あ、そういえば、こんな単語も登録してたな」と。
削除も編集も簡単ですので、サッと登録して気軽に活用してみてください。