家庭用プリンタのメーカーといえば?
エプソン(EPSON)とキヤノン(Canon)。
その2大巨塔が思い浮かぶと思います。
じゃあそのどちらが良いのか?
そもそもとして違いはあるのか?
(´・ω・`) ぱっと見、よくわかりませんよね。
私は仕事柄、家庭用プリンタをよく購入する機会があります。
これまでに両社を合わせて20台以上は買ってきたと思います。
通常のA4印刷機はもちろんのこと。
薄型で持ち運べる特殊なタイプやら、A3印刷できる大型タイプやら。
そうした経験を元にして。
本記事では家庭用プリンタはエプソン、キヤノンのどっちがオススメなのかを解説します。
今回は一番売れ筋のモデルで比較していきます。
迷われている方の手助けになれば嬉しいですね。
(`・ω・´)b 難しい用語は使わずにわかりやすーく説明していきますよ!
ざっくりと言ってしまえば
実はエプソンとキヤノン。
両社の家庭用プリンタは、知る人ぞ知る認識が存在しています。
それは次のものです。
- 文書印刷を主体で利用するなら Canon
- 写真印刷を主体で利用するなら EPSON
もしもあなたがお急ぎであるならば。
上記の判断で買ってもらうのもアリでしょう。
(´・ω・`)これはお急ぎ用の判断情報ですね
理由をもっと知りたい人のために
とは言いつつも!
プリンタは今後、長く使う機種ですからね。
もっと詳しく知りたい方も多いことでしょう。
というわけで、この後、詳しく説明していきます。
キヤノンプリンタの特徴
先ほど、キヤノンのプリンターは文書印刷に向いていると言いました。
これはなぜかというと、
インクが違うからなんです。
通常、家庭用プリンタでは「染料インク」が使われています。
ところが、キヤノンのモデルは黒インクに「顔料インク」が使われている。
この「顔料インク」には次の特徴があります。
(`・ω・´)b 顔料インクは文字がにじまない!耐久性も優れている!
だから文書印刷に向いている、というわけです。
説明の一部を抜粋しました↓
なお、別に写真印刷は劣っているというわけではありませんので。
写真もきれいに印刷できます。
あくまで、キヤノンは文書印刷においての長所を持っている、ということです。
CANONプリンタのデメリット
「にじまなくて、耐久性が良い。
だったら全部、『顔料インク』にすればいいんじゃないか?」
そういう声も聞こえてきそうですが。
(´・ω・`) そう上手くいかないのが世の常・・・
顔料インクにもデメリットがあります。
なんといっても目詰まり。
プリンタを使わない期間が長くなると、インクがつまりやすい。
詰まった際はクリーニングをします。
(´・ω・`) とは言っても、そこまで気にするほどのものでもないんですけどね
エプソンプリンタの特徴
エプソンは写真印刷に向いてますね。
自分もそういう印象があります。
実は、写真の発色というのはメーカーごとで異なっています。
(´・ω・`) 料理と一緒で、微妙に味付けが違っているんです
それで、エプソンは発色の鮮やかさに定評がある。
例えば、エプソンで印刷した写真を他人に見せたとします。
すると「お、なんか鮮やかな写真だね」という反応になる。
(´・ω・`) 初見の印象が良い。
写真印刷にこだわりがあるなら、エプソンをオススメします。
EPSONプリンタのデメリット
エプソンプリンタが持つデメリット。
というか、これはプリンタの宿命なのですが。
発色を良くしようとすると、インクの量が多くなる。
そのため、印刷コストがかかってしまう。
(´・ω・`) まあ致し方なし。
ただ、コストにこだわりすぎると印刷が楽しくなくなってしまう。
印刷コストはある程度、割り切ってしまう。
そのほうが精神的にベターかと思います。
で結局、どっちがオススメなのさ?
文書印刷と写真印刷。
それぞれの用途に絡めて、メーカーの特徴を説明してきました。
もしかしたらお目当てのメーカーとは、違うほうの結論になったかもしれません。
ですが、ここであえて言います。
よほどのこだわりが無ければ、どちらのメーカーでも良い。
(´・ω・`) ズコー!ってなってませんか?ごめんなさいね
確かにエプソンとキヤノン。
前述した特徴は持っています。
ですが、自分は複数のプリンタがある環境でも、「写真ならこのプリンタにしよう」などとプリンタを選んだことはありません。
そのとき、近い場所にあるプリンタにL版用紙をセットして、そのまま印刷しています。
それぐらい、両社の差異はわずかなものです。
(´・ω・`) まあ印刷した写真をコンクールに展示するとかなら、こだわっていたかもしれませんが・・・
念のための注意点
あと、念の為。
上位モデルであれば、エプソンも顔料インクのモデルがすでに出ています。
なので、染料インクと顔料インクは、メーカーの違いという感じでは無くなってきていますね。
(`・ω・´)b インクの違いは知っておくといいですよ!
顔料インクは文書向き、染料インクは写真向きです!
他の要素はどうなのか
他にも主要な比較要素としては印刷コストがあります。
ただ、エプソンとキヤノン。
どちらかが特別に安いこともありません。
同クラスのモデルで比較すれば似たり寄ったり。
たいていは、さほど違わないです。
まあ数円の違いと言えど、チリも積もれば山となる。
そう思われるかもしれませんが。
山となるぐらい印刷するのであれば、レーザープリンタなりの上位機種を検討したほうが良いのでないかと思います。
コストを下げるなら非純正インクもあるが・・・
エプソンとキヤノンが提供している公式の替えインク。
あれ、ものすごく値段が高いですよね。
(´・ω・`) 値段を見てびっくりします
で、非公式ではありますが、格安のインクがいろんな会社から販売されています。
こうしたインクでコスト削減を図る方法もあります。
ただ非公式インクですから。
当然、次のようなデメリットもあるわけで。
- カラーの発色が弱い
- インク漏れが用紙に印刷される。
などの現象が発生することがあります。
(´・ω・`) まあ非純正インクはおおむね使えるって感じですね。
ちなみに私は、替えインクはAmazonで「インクのチップス」という会社のものを買っています。
他の決め手として考慮したい点
他の決め手として考慮したいのが、
本体のサイズやデザイン。
これらを購入の決め手にしても良いと思います。
というのも、外観は最もわかりやすい違いだからです。
(´・ω・`) 印刷品質などは違いがわかりづらい・・・でも外観は誰が見てもわかる。
特にサイズには注意してください。
思った以上に奥行きが必要だったりします。
特に、プリンタを設置する場所が決まっている場合は、本体サイズには注意してくださいね。
あとがき
本記事では家庭用プリンタはエプソン、キヤノンのどっちがオススメなのかを解説しました。
印刷にこだわりがあれば、染料インク、顔料インクの違いに気を付けるとよいと思います。
ちなみに自分は両社をあまり気にしてはいません。
購入時は、そのときの気分や、または価格の安いほう、という感じで選んできました。
(´・ω・`) たぶん、使ってきた割合は両社を半々ぐらいかと。
こだわりが無ければ、見た目の好みや価格で選んでしまって良いと思いますよ!