なぜ個人事業主の「開業届」は控えをもらっておくと良いのか?

なぜ個人事業主の「開業届」は控えをもらっておくと良いのか?

私、今年度から個人事業主を始めました。
それで、地元の税務署に開業届を出したわけですが。

その際、開業届の控えを作ってもらいました。

(´・ω・`) なんか「控えを作ってもらうといい」と、どこかで見かけたので。

さて、この控えが一体何の役に立つのか?
当時は、よくわからないまま作ってもらっていたわけですが。

ですが、後になって、よーくわかりました。

(`・ω・´)b これは作っておいたほうが絶対に便利です!

というわけで本記事では、個人事業主の開業届はなぜ控えをもらっておくと良いのか?について解説します。

銀行口座を作れる

まず、開業届の控えがあると銀行口座を作れます

と言っても、個人の口座ではありません。
事業用の口座です。

(´・ω・`) 個人の口座なら「開業届の控え」が無くても作れますからね。今回は「事業用の口座」です。

どんなメリットがあるか?

個人口座には無い、事業用口座の最大のメリット。

それは、口座に屋号がつけられるという点。

具体的には、こんな感じです↓

ヤフージャパン ヤマダタロウ

上記は個人名(ヤマダタロウ)の前に、屋号(上記は「ヤフージャパン」)がついています。

(`・ω・´)b 屋号がつくと信用が増す感じありますね!

どの銀行で作れるのか?

こうした屋号がつく口座は、多くの銀行で作れるんですが。
オススメなのが楽天銀行ジャパンネット銀行です。

楽天銀行とジャパンネット銀行

なぜ、この2つかというと。
どちらも開設手続きが簡単だから。

楽天銀行

逆に、他の銀行はめんどくさい。
特に店舗がある銀行
例えば、みずほ銀行や、三菱UFJ銀行など。
書類審査が厳格で、いろんな書類を用意しなければならないらしい。

(´・ω・`) うーん…めんどいのはパス!

どこで開設したか?

ちなみに、私はとりあえず、楽天銀行で開設しました。
開設手順は下記をどうぞ。

楽天銀行で「個人事業主」用の口座を開設する手順
先日、楽天銀行で個人事業主用の口座を開設しました。 で、実はそのときに手順がよくわからなくて迷ったんです。 (´・ω・`) どこなのよ・・・イラァ・・・ 他にわからない人もいるかもしれない。 そう思って、ここに記しておきます。 楽...

(´・ω・`) 手順がちょっとわかりづらいんです。迷ったら参考にしてください。

ビジネス用アカウントを作れる

「開業届の控え」をもらっておく、もう1つのメリット。
それはAmazonのビジネス用アカウントの作成です。

実は、Amazonには「ビジネス用のアカウント」が用意されています。
(下図は画面キャプチャです)

Amazonビジネスの画面

このビジネスアカウントを開設するには、開業したことを証明する書類が必要です。
で、「開業届の控え」が、その書類として使えるわけです。

Amazonビジネス のサイトはこちら

どんなメリットがあるのか?

Amazonのビジネス用アカウントを開設すると、どんなメリットがあるのか?

それは2つあります。

まず1つ目は、Amazonのサービス自体に付属しているものです。
例えば、事業者向けに商品を安く購入できたり、というものですね。

(´・ω・`) ただ、個人事業主にはそこまでメリットがないかも? 他のサービスについてはAmazonの画面をご覧ください。

2つ目のメリット。
こちらが重要です。
「個人用アカウント」と「ビジネス用アカウント」を分けておくと、経理が楽になるんです。

どういうことか?

おそらく、Amazonで「個人アカウント」をすでに持っている方は多いと思います。

で、もしも。
個人アカウントのまま、事業用の商品も購入した場合。

あとから経理を入力するときに、いちいち考えなくてはいけない
「この商品は個人用で、この商品は事業用で…」という感じ。

ところが、事業用のアカウントと分けておけば?
考える作業から解放されるわけです。

(`・ω・´)b これは経理のときに超便利になります。絶対分けたほうが良い!

Amazonビジネス のサイトはこちら

まとめ

本記事では、個人事業主の開業届はなぜ控えをもらっておくと良いのか?について解説しました。

まとめると次の2つですね。

  • 屋号がつけられる事業用の口座を開設できる(信用が増す)
  • Amazonのビジネスアカウントを作成できる(特に経理で便利)

上記はどれも必須だと思います。

(`・ω・´)b やっておくのを絶対オススメします!