私、昨年から個人事業主になりまして。
それで今回の確定申告で会計ソフトが必要になりました。
今後、ずっと続けて使うわけソフトですので。
(´・ω・`) しっかりと、慎重に決めたいですよね。
ところがネットの情報を見ると、はっきり言ってややこしい。
もっとスッキリ書いてくれないものかと。
で、さんざん色々調べた結果。
私はMFクラウド確定申告にしました。
今回は、個人事業主の初心者である私が会計ソフトを「MFクラウド確定申告」にした理由を紹介したいと思います。
細かい違いについては、他のサイトでもよく紹介されていますので。
本記事ではざっくりと、各ソフトの特徴や印象をお伝えしていきますね。
(´・ω・`) ていうか、細かい違いまで見るとややこしくなりますので。大まかなイメージをつかむのが良いかと。
主な会計ソフトは3つ
じつは私、以前にパソコン教室に勤めていました。
その関係で、会計ソフトはひととおり触ったことがあるんです。
まず、現在の個人事業主向けの会計ソフトと言えば、次のビッグスリーがあります。
- MF(マネーフォワード)クラウド確定申告
- freee
- やよいの青色申告オンライン
他社からも、会計ソフトは出ているんですけどね。
でも、この3つの中のどれかを選ぶと考えて良いです。
使いやすいし、3つともシェアが大きい。
シェアが大きいと何がいいのか?
わからない点が出てきたとき、ネットで調べれば、解決策が見つかりやすいんですよね。
(´・ω・`) これは結構、大切ですよ。
料金について
まずは料金、気になりますよね。
使用料がどれぐらいのものか?
ただ、3つともプランや機能が微妙にゴチャゴチャしている。
だから、単純に高い安いの比較ができません。
(´・ω・`) ソフトによって、出来ることが違っているんです
で、ここでも、わかりやすくするために、ざっくりと説明します。
一番安い料金をピックアップしていきますね。
大体の位置づけがわかると思います。
一番安い料金の比較
一番安いのは、「やよいの青色申告オンライン」です。
最安プランなら年額 8,000円(税抜)で利用できます。
freeeは年額11,760円(税抜)。
月額払いだと1,180円(税抜)。
MFクラウド確定申告もfreeeと同じく、年額11,760円(税抜)。
ただし、月額払いだと1,280円(税抜)でfreeeより100円高い。
freeeとMFクラウドは、お互いを意識した料金って感じですね。
やよいは、クラウドサービスだと後発だということで安くなっているんだと思います。
ソフト買い切りのときの価格は強気な印象でしたけどね。
(´・ω・`) ちなみに freeeは2010年5月から値上げして上記の料金ですので、ご注意ください。
いずれは値上げするかも?
なお、freeeとMFクラウドも少しずつ値上げしてきた過去があります。
ですので、やよいの青色申告も、ある程度シェアをとれた後で、もしかしたら値上げするのかもしれません。
(´・ω・`) しないかもしれません。
freeeもMFクラウドも値上げのときは、かなり不評でしたね。
数百円の値上がりでしたので。
それぞれの特徴
実は、3つのソフトのどれを選んでも、決定的な差はありません。
それもあってか、私の周りの人たちも使っているソフトはバラバラです。
(´・ω・`) でも「freee」と「MFクラウド確定申告」がやや多いかな?
それぞれの特徴を紹介していきます。
freee
まず、freeeから。
⇒ freee のサイトへ
freeeは、簿記初心者に向いている。
できるだけ項目数を簡略化しようとしている工夫がよくわかります。
そして、「勘定科目」を選ぶ場面も秀逸。
勘定科目っていうのは「交際費」や「消耗品費」などの取引の名称のこと。
それをメニューの中から、選べるようになっている。
下図はfreeeで勘定科目(図では「交際費」を選択)を選んでいる画面です。
なぜ自分は使わなかったのか
私、簿記は2級まで持っていまして。
だからかもしれませんが、freeeはかなり独自路線を進んでいるなと。
経理には、貸方、借方っていうのがある。
取引を、左側と右側の欄に、それぞれ入力するんです。
freeeは、それを知らなくても、ごく自然に入力出来る仕組みになっている。
それはそれですごいなと思ったんですが。
これ、慣れてくると面倒になるんじゃないかなと。
思考が回りくどいんですよね。
慣れてくれば、貸方、借方の欄に、直接入力したくなるんです。
(´・ω・`) みなさん、そうじゃないかな?
ただ、個人事業主だと、入力する取引数はそこまで多くないかもしれません。
それに、銀行やクレジットカードのデータであれば、自動取り込み機能があるので、手で入力する機会も、かなり減っているでしょう。
だから、手動での入力手順が多少面倒であっても、さほど気にならないかもしれませんね。
(´・ω・`) 事業の取引数にも寄るでしょうね。好みも分かれそう。
やよいの青色申告オンライン
続いて、やよいの青色申告オンラインについて。
⇒ やよいの青色申告 オンライン のサイトへ
弥生会計シリーズというのは、経理ソフトの中でも超・老舗。
そして、会計ソフトの業界では独り勝ちの状態でした。
シェアを伸ばしていた理由は、使いやすさでしょうね。
(´・ω・`) 確かに使いやすかったですよ。画面も見やすいし。
しかし、弥生はクラウド化の波に乗り遅れてしまう。
あっという間にシェアをかなり奪われてしまった。
(´・ω・`) うーん、切ない・・・
その後、クラウドサービスを開始。
そして、弥生はシェアを挽回するために、驚愕のキャンペーンを開始。
なんと、最安のプランについては最初の1年間は使用が無料という大盤振る舞い。
会計ソフトって言うのは、従来の買い切り型では、1本数万円していたんです。
それを無料で提供っていうんですからね。
弥生も従来の概念を捨てて、かなり思い切ったことをしてきたなと。
(´・ω・`) やよい、本気を感じますね
ちょっとまずい点
会計のクラウドサービスは、銀行やクレジットカードのデータを自動で取り込む機能がついてます。
これが非常に便利なんですよ。
(´・ω・`) 手入力しなくていいですからね。もう超絶にラクチン。
ところが、弥生会計のクラウドは、ちょいちょいエラーが発生するんです。
クラウド化が遅かったのは、技術的な部分だったのでしょうか。
自動取り込みでエラーが発生するときつい。
理由もはっきりしないのでストレスがたまります。
(´・ω・`) まあ今は改善されているかもしれませんね
MFクラウド確定申告
で、私はMFクラウド確定申告にしています。
⇒ MFクラウド確定申告 のサイトへ
画面が整理されているし、取引の入力画面も一番しっくりくる感じ。
(´・ω・`) 無理がない印象というか。
消去法で選んでいるので、MFクラウドについては、こんなあっさりした感じです。
MFクラウドにもある
あと、これも言っておきますね。
先に紹介したfreeeでは「初心者も簡単に入力できる」と説明しました。
実は、MFクラウド確定申告にも「簡単入力」という機能があるんです。
[手動で仕訳]→[簡単入力]で開けます。
で、開いた画面が下図です。
横長に手順が4つに分かれています。
横に長いですが、画面のレイアウトとしては、こっちのほうがわかりやすいと思いますね。
ただ、freeeのように勘定科目のメニューは出ません。
ですから、自分の取引がどの勘定科目に属するかは、自分で事前に調べる必要があります。
とは言っても。
ネット検索すればすぐに見つかりますし。
それに結局、ネットで調べざるを得なくなると思いますね。
(´・ω・`) 例えば、「ホームページのサーバー代の勘定科目は?」とか。「あ、通信費ね」みたいな。
さすがにソフト内で、そこまで細かく表記できませんからね。
だから結局は、自分で調べることになります。
まとめ
今回は、個人事業主の初心者である私が会計ソフトを「MFクラウド確定申告」にした理由を紹介しました。
使い込んでしまえば、どれでも気にならなくとは思いますけどね。
やよいの青色申告はエラーが起きると書きましたが、それでも使い続けてる人はいます。
その人は会計ソフトにも詳しいくて、経理を30年間やっている人です。
その人いわく最終的には、やよいに落ち着いたそうです。
(´・ω・`) まあ好みも大きいですね、これは。