作詞は当然、文字数が重要です。
1番と2番で文字数を同じにしなければならない。
メロディーが先に作られている場合はもっとシビアです。
音符数と文字数を単純に合わせればよいというわけでもない。
メロディーにしっくりくる歌詞が必要になってきます。
ですが、どうにも文字数などが合わない場合、単語の言い換えを行うことがあります。
言い換えの具体例
単語の言い換えとは、どういうことか。
例を挙げて、説明していきます。
※下記のフレーズは思い付きのサンプルです。
例えば、次の1行分のフレーズです。
この愛を 永遠(とこしえ)に
これをもしも2文字減らしたければ、こうなります。
「永遠」の読みを変えてみました。
この愛を 永遠(とわ)に
1文字だけ減らしたいならこれで。
この愛を 永遠(えいえん)に
「えいえん」だと4文字のようですが、最後の「えん」を1音とみなしています。
この処理ができるかどうかはメロディーにも寄ります。
全体の雰囲気さえ合えば、英語に言い換えることもできます。
この愛を フォーエバー
ちなみに「フォー|エ|バー」は3文字(3音)です。
このように単語の言い換えができるようになっておくと作詞が楽になります。
Weblioの「類語辞典」とは
単語の言い換えにおすすめなのがWeblioの「類語辞典」というサイトです。
下図は、パソコンでの画面です。
⇒ Weblioの「類語辞典」
類語辞典の使い方
使い方は簡単です。
サイト上部の欄内に、言い換えたい単語を入力。そして実行。
※下図は「想い」と入力しています。
すると、言い換えた単語が表示されますので、探していきます。
「言い換え」だけではない
類語辞典は、言い換えの単語を見つける目的以外にも使えます。
検索したときに、気になった単語があればメモしておきましょう。
そうやって、言葉の引き出しを増やしておけば、後々が楽になります。
(´・ω・`)あまり逸れていってしまうと、元の作詞が進みませんが。
オリジナリティを出すには
オススメのサイトと言いましたが、類語辞典に頼りすぎるのも良くないです。
検索結果が画一的なためです。個性がなくなってしまう。
それに、何度も使っていると「あれ?この単語って以前も検索したかな?」というような。
見覚えのある検索結果に出くわすこともあります。
では、類語辞典に頼らず、オリジナリティを出すにはどうするか。
やはり普段から意識して、言葉を収集しておくことです。
収集については、タイトル作成の記事でも、同じことを説明しています。
まとめ
本記事では作詞における単語の言い換えと、それに役立つサイト「類語辞典」を紹介しました。
類語辞典は便利ではありますが、万能というわけではありません。
ピッタリくる単語が見つからないときも多々あります。
かと言って、妥協して言葉を選んでしまうのもまずい。
やっぱり最後までしっくりこないことが多いです。
ただ、検索結果の単語がそのまま使えなくても、その単語から別の単語がひらめくこともあります。
表示された単語から連想して、さらに別の単語に置き換えていく。
そんな利用法も有効だと思います。