カタールW杯「日本vsコスタリカ」戦の敗因の3つの謎とは?

日本-コスタリカ戦。
日本は負けてしまった。

(´・ω・`) うおーい・・・

DFの伊藤や吉田が世間から批判されているが
ハッキリ言って、そこではない。

いつもどおりの森保JAPANだっただけ。
なるべくしてなった。

今回は問題点をいくつか挙げてみる。

スタメンの謎

まず、これまでの森保JAPANで
うまくいっていた時を振り返ると、ある共通点がある。

それは、個で打開できるドリブラーがサイドにいた、ということ。

まず伊東。
替えが効かない存在になった。

最近になって、三笘がでてきた。
初期の頃は中島がいた。

こうしたドリブラーがいたときは
日本代表はとても調子が良かった。

予選途中なんかは「戦術伊東」なんて声も聞かれた。

(´・ω・`)実際、そうだと思った。何度助けられたか。

終盤にいたって「戦術三笘」も登場した。

 

ところが、コスタリカ戦。

スタメンのサイドは、相馬と堂安。
どちらも打開できるドリブラーではなかった。

せめて、片方のサイドには三笘か伊東を置くべきだったのではないか。

ちなみに、相馬のドリブルも切れ味はよいが、
いかんせん、三笘や伊東と比べると、ランクが下がるのは否めない。
それにA代表などの国際経験もまだ少ないだろう。
(三笘もA代表はまだ少ないが、プレミアでやっている)

堂安もとても良いドリブラーだが、
どちらかと言えば、
スピードタイプというより、強度でチームを押し上げていくタイプ。

相手の守備陣を混乱に陥れるタイプではない。
中央の選手と連携して相手を崩すのが得意。

(´・ω・`) 森保さん、他、周りのスタッフも気づいてないんですかね・・・?

なぜスピードタイプのドリブラーに頼ることになるのか

ただ、ドリブラーが重要なのは
森保JAPANに限ったことではない。

ハリル(本番では西野JAPAN)のときも、
乾の存在はとても大きかった。

メッシ、クリロナ。
守備陣を混乱させられるFWというのは
どのチームでも重宝される。

ただ、森保の場合、ドリブラー以外の
チームの連携がほとんど見られない

崩して点を取ることがほとんどない。

もちろん、選手が
その場限りで連携して点を取ったこともある。

だが、再現性に乏しい。
不安定なまま。

これは、ずっと言われていたことで
誰がどういう風に点を取るのか。

これが作られないままW杯本選に突入してしまった。

(´・ω・`) というか、作るつもりはなかったのだと思う。

だから、ドリブラー次第になってしまう。

実際、コスタリカ戦も、どういう風に点を取りたいのか。
全然見えなかった。

あと、コスタリカ戦は
同じメンバーでやってないので練度も低かった。

細かい部分でパスがつながらない。
いてほしい場所に味方がいない。

(´・ω・`) まあ、予選から察するに、こうなるんだろうなとは思ってましたけどね・・・

フォワードの謎

今回、コスタリカはガチガチに固めてきたが
少なくともアジア相手ほどではない。

というのも、
DFラインの裏は空いていたのだ。

ところが、そこを突くパスが少ない。

というか、動き出す選手がいないから出せない、ともいえる。

鎌田が司令塔なら
上田、相馬、堂安。

上田、相馬にいたっては
練度が低く、意思疎通が乏しいので出せない可能性もある。
実際、鎌田から上田につながらないパスミスは多かった。

個人的には、今回の試合のCFに
ピッタリの選手がいたと思う。

南野である。

南野の最も得意とするプレーは
相手の最終ラインで反転しながら前を向いてのシュート。

コスタリカ戦は、
まさに南野のためのような試合に見えた。

 

ただ、森保は南野をCFにするつもりはない、と思われる。

これまでもほぼ起用しなかったのではないだろうか。

(´・ω・`) 南野はCFで使うってイメージじゃないんでしょうね。

南野の予選での扱いの謎

ちなみに、予選では、南野を左サイドで使い続けていた。

予選の序盤でよく批判のやり玉にされていたのは
大迫と長友だった。
「森保はベテランに忖度するな!」とか。
そんな批判が多かった。

だが、一番の問題は、
左サイドでほとんど機能してない南野だった。

(´・ω・`) これだけは本当になんとかしてもらいたかった。

南野には申し訳ないが
移籍して、調子を落としたように見えたことで
日本代表は助かったと思う。

あのまま、
リバプールに残っていたら今も日本代表ではずっと左サイドで使われていたのではないだろうか?

(´・ω・`) 考えたくありませんね・・・

しかも森保は、南野の代わりに久保を左サイドに起用。
いや、それができるなら、なぜもっと前に試さなかった???

しかも、三笘は予選の終盤になって使い始めたが、
五輪でも監督をつとめていた森保は何を見ていたんだ?

(´・ω・`) 三笘は使えるドリブラーってわかってたんですけどね・・・???

「三笘は本番のために隠しておいた」という意見もあるかもしれませんが。
プレミアでやってますからね。

(´・ω・`) そうそう隠せませんよね・・・

パサーの謎

日本代表は、中盤から最終ラインのパサーがいなかった

コスタリカは、ガチガチに引いていたとはいえ
スペースはかなり開いていた。

コスタリカは、やる気はあるにはあるが、
必死さが欠けているように見えた。
どこかで諦めていると言うか。

ボールを日本に取られた後も、
死ぬ気で追いかけてこない。

とぼとぼと自陣に戻って
自分の守備位置に戻る感じ。

だからスペースは十分にあった。
実際、中盤のセカンドボールは
日本はかなり拾えていた。

この展開だったら
なぜ柴崎を使わなかったのか??

柴崎のロングパスが、まさに活きる場面。
コスタリカ戦のピッチを
縦に切り裂くパスが目に浮かぶ

 

確かに、柴崎には弱点がある(ように見受けられる)

それは、プレスをかけられると追い込まれる、という点。
慌てふためいて、精度の低いパスを出してしまい
そこからピンチを招いてしまう。

実際に、サウジ戦だったかで失点につながってしまい、
柴崎は戦犯扱いされた。
(ちなみにその前のオマーン戦から、とにかく不安定だった)

W杯本選前のカナダ戦は調子よいように見えたが
あれはスペースがメチャクチャ空いていたから。

あんだけ空いてりゃ、
柴崎なら余裕でしょう。

(´・ω・`) ただ、スペイン2部は、そんなにスペースは空いてないと思うんですけどね・・・
柴崎は、そこでプレーできているので、この矛盾はよくわかりませんね・・・

 

で、話を戻しますが
コスタリカ戦もスペースが空いていた。
プレスが弱い。

そして、コスタリカは
かなり引いて守っていた。

柴崎を使う条件はそろいまくっていた。

というか、この場面で柴崎を使わないとしたら
一体、どこで使うつもりだったんだろうか

森保は、柴崎に対して、かなり
思い入れがあるように見える。

柴崎はW杯メンバーの当落線上にいたと思うが
森保はきっちり選んだ。

その割に、今回は使わなかった。

(´・ω・`)  うーん・・・。柴崎は基本使わないつもりだったのかな? けが人出たときのバックアッパー的な? よくわかりませんね・・・。

最後に

ドイツ戦の森保の采配は、別人じゃないかと思った。
予選とまったく傾向が違う。
つじつまが合わない。説明ができない。

で、コスタリカ戦は
いつもの森保JAPANだった。

(´・ω・`) まあそんなもんですよね

スペイン戦がんばってほしいですね。
ただ、五輪では、スペイン戦は結構、戦えてましたからね。

最後に、アセンシオのスーパーゴールにやられましたけど。
そこまで圧倒的にやられたわけではなかったので。

ただ、冨安いないとキツイ・・・
それぐらい影響力がある。
あと酒井も復帰してもらわんと。

(´・ω・`) 冨安でてこれるかな・・・? オナシャス